この世界の仕組みが知りたいから

みんながみんなそう思っているわけではないだろうが、だから限定的な答えにしかならないが。時計がどうやって動くのか見たくてバラバラにしてしまう。でも最近の奴はダメかもね。しかしどうやってこの世界ができているのかは多くの人の興味の対象だ。その取り組み方も人それぞれだ。ある人は機械をバラして。ある人は人間関係を観察して。ある人は因果関係を観察して。様々なアプローチからこの世界の解明を試みる。直感的に掴む奴。何事も確かめるまでは信じない実証主義な奴。ある程度自分の頭で考えれば見えて来るものもある
 ある時綾取りをしながら思ったものだ。自分で一つぐらい新しい技を編み出せないものか。半日くらい悪戦苦闘してみても何一つ新しい技を編み出せず挫折した。こういう歴史の積み重ねっていうのは凄いな、と。こういうのって代々積み重ねて技が編み出されていくものだろう。基本は一人の天才が編み出したのかもしれないがそれが歴代の人々によって積み重ねられてきたものではないか。そうなるとたった一人で対抗するなんてとても無理。一番いいアプローチは綾取りのこれまでの技を全て習得してそれを徹底分析することだろう。だから既存の研究学んでその上で考えた方が効率的なのだ。そこに自分一人で考える事の限界と先人の研究を利用する事の理由がある。勉強するって概ねこういう事か。
子供の「どうして勉強しなきゃいけないの?」→ 勉強することの具体的で直接的で切実なメリットを説明 - 分裂勘違い君劇場 by ふろむだ