地球滅亡と人間の死はさして変わらないテーマ

こう言うと畏敬の念が不足しているのではないかと思われるが、たった一人の人間の死と現在でも何十億の人間を抱え累計何百億だか何千か分らないけど夥しい数の生命を育んで来た存在を同列に扱うなんて。
 しかし滅亡すると分っていて存在する生命と死ぬと分っていて生まれてくる人間は同じ類型にある。相似形か。それはもう体験するとしかいいようがない。どんなにつらい人生であっても宇宙の終焉の時にまで視点を持っていってしまえば生まれて来て良かったかもと思えるかもしれない。この世には遊ぶ為に生まれて来たのだ。遊べ遊べ。