男は負けると判っていても起たなきゃならない時がある

黒川紀章氏が都知事に出馬するそうである。多分自爆覚悟なんだろう。少しでも現都知事の横暴にブレーキがかけられればという思いかもしれない。現に感想を求められた都知事は笑って済ませられるほどの余裕はなかったようで既に効果が現われているとも言える。自分としても他に実行力があるような人もいないしという消極的賛成でしかなかったので多少都知事選が面白くなったという意味で賛成である。首都機能も多少は分散させればいいのだ。国会議事堂もそろそろ博物館に払い下げだろう。21世紀のコミュニケーションをとる場にはとても思えない。形から入る事も重要である。学校も開放教室で授業が変わったりするくらいだから建築による行動の変化は見逃せないのだ。
 どっかの地方の安い土地に一階平屋建てで贅沢な作りの木造建築の国会議事堂なんてなかなかいいと思うけど。そこまで新幹線でつなぐというのも中々旧来の既得権者が喜びそうな話ではあるが。そう候補者は首都縮小なんてマニフェストを掲げてくれると中々楽しそうだ。