デイヴィット王の宇宙船という話

この本はどう見ても王立宇宙軍オネアミスの翼の原作なのではないかと思ってしまうがウィキペディアには言及無し。
王立宇宙軍〜オネアミスの翼
でこの話は宇宙船を自力で打ち上げれば銀河連盟から文明人として認められ植民地化されることはないというのが筋なのだ。ある星が侵略の憂き目に合い圧倒的戦力差の中で最早征服されるのは時間の問題という切迫した状況の中、この宇宙船ルールを適用されるべき奮闘する。有人飛行を成功させれば独立国として認められる。まだまだロケット技術を持たない技術者がどうやって宇宙に飛び出すか。
 これを思い出したのは北朝鮮の核開発だ。原爆の開発が一流国の仲間入りという見えないルールが存在する。世界が平和を口にしても表と本音では違う。北朝鮮もとにかく成功させたということで満足なのかもしれない。イランが固執するのもそこではないのか。