ライブドアとフラガール

先日テレビでフラガールの詳しい紹介をやってた。その中で炭坑の閉山と新しいサービス産業の変化の中で労働の考え方の変化を受容していく所が描かれるわけだが、これは40年前の事でなくライブドア事件の時も散々言われていたりした。未だに日本は汗水垂らして体を動かす事が仕事というのが労働であるというのが染み込んでいると。といってもフラガールも十分肉体労働だが。それでもその時は暗い穴蔵で石炭を掘るのが仕事と思っていた所から裸に近い状態で腰を振って見せるのが仕事という思考の跳躍を受容するのは甚だ困難だった事は想像に難くない。そう考えればフラガールの人たちはいち早くサービス産業の労働思考に適応できたパイオニアである。産業構造の変化には思考の変更も強いられるのが常である。情報産業が重要になっていく過程でそういうのは仕事ではないと認識するのは石炭堀こそが仕事でフラダンスなんて仕事でないと言うのと同じでしょう。などと思ったりもした。