新聞は思い切った変化が必要だ

じり貧の新聞業界の話がネットでも書かれている。しかし新聞は昔のままのスタイルで発行され続けているようだ。指をくわえて見ているだけではないのだろうがネットでの小手先の対応ぐらいしかしていない。もっと紙面構成自体に手を付けなければ、いや手を付けたとしても部数減は避けられないのだから何もしない方がマシという思考に陥ったか。まぁ確かに何をしてもこの構造自体が変化した中では無駄かもしれないがもう少しチャレンジ精神を見てみたいものである。まぁ老舗の業界にそんな力は残ってないでしょうと言われればその通りだが。
 例えば社説の廃止。今時誰も読まない。新聞は意見や主張をするより場を提供した方がいいのでは。また時代もそれを求めているのでは。社説の代わり近況の話題を各界の著名人に書いてもらい問題提起してもらう。これは盛り上がるだろう。賛否両論の意見が飛び交い炎上騒ぎになるだろう。それが発行部数増の鍵だ。これがネットの掲示板でなくて新聞に載る所が別な効果を齎す。もちろん紙面では限りがあるのでネットと連動してその抜粋とするしかないが。どうも各界の著名人というのは炎上騒ぎを起こしたくてうずうずしているらしいのだ。きっと退屈でしかたがないのかもしれない。そういった潮流をつくり出せなければ新聞の淘汰はより早く行われてしまうだろう。