3000ドルカー

今は円安だから40万位だろうか。新車を40万で売り出すプロジェクトが海外ではあるらしい。中々チャレンジングな課題だよな。昔の本田宗一郎が聞いたら直ぐに飛びついたかもしれない。日本じゃ軽だってオプションですぐに100万超えてしまう。求められるのはしっかりした基本構造を持つ丈夫で長持ちする質実剛健のような車だ。日本のような柔な車じゃない。こういう新しい課題が出されるとワクワクするよ。これこそ誰もやった事がない事を実現させる力だ。しかし企業としては近づきたくないパンドラの箱でもある。これが成功してしまうと既存の車もこの価格帯に引きずられて似たレンジの車の価格を下げなければ売れなくなってしまい低価格車の一大デフレーションが進んでしまうから。戦々恐々というやつ。ま、日本メーカーは指をくわえて見ているしかないわな。しかし成長国にこんな車が爆発的に増えたら環境的にどうなんだという問題もありますが。そういえば100ドルPCはどうなった。