本当に現状の原発が安全なのか

失われていく技術にはノスタルジーが伴う。スチームパンクが注目されたのも蒸気機関が過去に葬りさられようとしているからだ。原発には日本が主流にしている水を減速材として用いるものと黒鉛を減速材として用いるものがある。この黒鉛を用いた原子炉がチェルノブイリの原子炉であった為、直接の原因でないのに危険として排除されている。まぁ専門家がそういうのだから危険なのかもしれないが本当に顧みる所が無いのかよく研究してもらいたいものだ。まぁ日本で同じ型の原子炉を作ろうなんて勇気はないだろうが。というか事故が起こったらそれ見た事か言うに決まっているのではなから選択の余地など無いのであるが。
 単純に考えると減速材としての水を使わない分、その水漏れは心配する必要はないのだから地震には強そうである。写真で前に見た事あるのだが黒鉛減速型原子炉の周りに敷き詰められた六角型の黒鉛は蜂の巣のようでなかなか壮観で思わず“萌え〜”と言ってしまいそうになる光景である。いずれにしても発電の為には水を蒸気に変える部分は同じなのでその部分の水漏れは心配しなければならないのだが。
 なぜ黒鉛型原子炉が廃止されたのか。調べれば分かるかもしれないが面倒なので。結局、火災の延焼を防ぐのに減速材の水が防いでくれるという考えから来てるのか。黒鉛は燃える?、周辺火災が起こった時はそれも有効かもしれないけど。チェルノブイリと同じ型だからという理由だけで使用を止めたとしたら、人類の科学も迷信には勝てなかったという事だな。
黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉 - Wikipedia
 と思って調べてみたらかなり結構直接の原因みたい。その後改良されたみたいだが。これだから素人は困るの見本のようなエントリだな。いやぁ、それでも得られるべき所は得るべきで何も0にする事ないでしょうという事が言いたいのであって、まぁつまりそういうことで。でわでわ。