世の大人たちが浮き足だって何がそんなに嬉しいんでしょうか

まったく醜い姿だね。勝ち馬に乗る、落ちた犬はみんなで叩く。見苦しいぜ。一体何が変わるというのだ。何も変わらないのに実質が伴わない変化なんて意味ないじゃん。本当に喜ぶなら政権が変わったとか新しい政策が発表された時だろう。今回何が変わったってあのどうしようもない参議院だよ。多くの人から参議院不用論まで本になってお荷物扱いされているどうでもいい参議院という事を忘れてる。わずか二年前自民は圧勝したんだよ。二年後だってどうなっているかわからないじゃないか。ちょっと人気ある人が首相になっただけでくるっと変わる危うさを秘めている事実に気づいてない。これは何を意味しているかというと政策なんて何の意味もない、目先の変化でどうにでもなるって事を意味しているのだ。今回も目玉があれば、例えばNTT再分割なんて争点があれば全然違った結果にする事も可能だったろう。再分割に賛成なのか反対なのか民意を問うってね。そのやり方がいいかどうかは別だけど今回だって立派な争点で争われたわけでなくただただ現政権のミスの連発が招いた情けない事態であるだけだ。それなら一つでもまともな関心を引きつける争点があった方がましとも言える。もう過ぎた事なんで言ってもしょうがないが。民主党が政権とっても基本は大きい政府志向なんで援助は増えるが負担も増える。待ってるのは大増税だけという現実です。もうこれ以上の社会保障は耐えられないと働く人々は思ってると思いますが今以上に負担を増やす収入が減る政策が支持されると思いません。イギリスは揺りかごから墓場までの手厚い補償を実践してイギリス病と揶揄されたのをサッチャーの改革で見事に再生を果たしてブレア政権まで続いたのに、日本はやっと小泉さんで端緒についたばかりなのに安倍政権が変な方向にダッチロールするのでもう迷走を始めてしまいました。まったく日本はどこへ行くんだ。