夢は一秒以下で見ている?

あなたが寝ている間に楽しい物語を紡いでくれる夢、或は怖ろしい目にあって一刻早く脱したい悪夢。そんな長大なドラマの夢は一体どの位の時間見ているのだろうか。それを計測できた事はないのではないか。例え計測したとしてもどの状態を夢を見ている状態と確定する事は観察者には判らない。そこで夢は絵を見るように一瞬で見ているのではないかという推理が成り立つ。それを目覚めたとき解釈しているのが夢の実体?なのではないか。ここで時間は空間に置き換えられているわけだがその空間も脳内に発生した想像空間である。まぁつまり情報である。で情報が時間と空間の源泉になったいるのだ。つまり想像が宇宙を内包しているとはパスカルも言ったかどうか。人の記憶はビデオのように時間軸にそって保存されているわけではない。前後も関係なくいっしょくたになって在り前後関係は理性によって整理されるに過ぎない。
 でこのリアルの現実も一枚の絵に過ぎないと言ったらトンデモ扱いされるだろうか。一枚の絵だから過去にも未来にも行けないのだ。でこの一枚の絵は絶えず修正されていく。過去の記憶が絶えず修正されていくように。未来予測が絶えず変更されるように。そこに今までの過去が全部書き込まれていて、これからの見通しも描かれていて現在地もある。それが人間の立ち位置というものだな。私は一枚の絵に嵌め込まれていて何処にも行けないのだ。