殺人や猥褻で捕まる事

毎日のように起こる事件でそれが見知らぬ人ならバカな事をと一瞬思うかも知れないがすぐに忘れる。でもなぜ一瞬でもバカな事と思うのか。それが法律で禁止されてるから。割に合わないから。しかし合理的判断で動くだけなら誰も人生に迷いなんて生じない。時には人は非合理な判断を下し、バカな人という評価を甘んじて受ける事になる。そうならばどんな事件だって安易にバカな事という判断は下せないものだろう。一体そこに至るまでにどういう背景があったのか。どういう関係になったのか。それを省略してバカな事という判断はただの自動想起である。それが身を守る防御機構か。しかし本当に身を守りたいなら自分がそういう状況に追い込まれた時そうならないようにシミュレーションしておく事だ。疑似体験する事によってその事への免疫ができる事になる。それにはバカな事と流さないで犯人の動機にせまらねばならない。そうしなければ同じような事件が絶えず繰り返し起こり、鼻で笑っていたあなたの所にもやってきて見事その状況にはまり込んで見知らぬ人々からバカな事をと鼻で笑われる事になりかねないのだから。何気ない事件も事件の再発を防ぐ宝庫なのだ。