エリカ、君は正しい

大人達はズルい。世間の矛盾を顧みず取りあえずその場を取り繕うとする。それでは結局問題は先送りにされ後回しにされやがて忘れ去られてしまう。断固その場で不満を表さなければならない。現状に不満である、納得できない。ミャンマーに抗議しても開発援助は続けるのが大人の対応である。エリカはそんな欺瞞は許せない。断固として不機嫌面を押し通し、どこが良かったと聞かれても「特にありません」と答え、理由を尋ねられても、「別に」と応える。これが筋を通すという事である。朝青龍で騒いだ日本相撲協会も虐め体質の部屋を抱えそれでも国がそういう団体を支えて平然としている世の中。そんなのエリカじゃなくても許せないはずなのに、世間ではしょうがないわねと流してしまう。エリカは許さない、そんないい加減な大人の世界なんか、断固として許さない。だから今日も不機嫌で不満で世界を目覚めさせる為に私は闘っているのよ。