社会制度は過去に作られたので今から見ると古い。

しかしこの今の現象は一時的なものか恒久的なものかを見極めなければいたずらに労する結果になる。
現状の意思決定がどうして今様なのかは歴史的背景、教育の結果、親の影響、現在の潮流と様々な要因から決定されると思われる。その中で現在の状況だけでは現状の意思決定は中々変化しないだろう。しかも意思決定は取りあえず無難な方向に向かうし保守的な傾向を示す。
保守的な守りに入ったものは絶えず負け続ける傾向がある。時流を見ていち早く鞍替えした方が負けない存在になれるのである。鉄砲があればいち早くそれを取り入れた方が市場を制する。航空機の有効性が確認されればいち早くそれを主力にした所が市場を制する。ネットが重要となればいち早くそこに対応した所が市場を制する。こうして米は世界の勝ち組として君臨する。しかしこれは結果論だ。当時としては本当はどちらが勝つなんか決まっていたわけはない。しかし有利であるくらいの予測はたつ。この時既存の組織をいかに早く変更させるかが問題になる。大変な労力が要る。抵抗も大きい。成功も確信はない。そんな事誰もが気付いている事である。平凡な論理。まぁそこがスタートラインだろう。そこからどうするのというのが問われているのである。で今日も様々な意思決定が為される訳であり全員がその目撃者である。誰もが歴史を生きている。