「恋空」てネットで読めるのか

日ごろ本を読まない中高生向きって感じです。
私も中学生なのですが、ここまで読み辛い文章も珍しい・・・。
上下合わせて結構な値段ですが、ネットに繋げばただで読めます。
普通の小説と比べれば短いはずなのに、それを2冊に分けて売るなんて
金儲けのためだとしか思えません。


中身も、自分に都合のいいように解釈されたものとしか思えません。
ネタバレになるのであまり言えませんが、矛盾点がとても多いです。

それでもヒットしているんだからヒットの要因て分からない。というかそれは“セカ中”の頃から予感されていた事なのかもしれない。でも未だにネットで読めるという事が素晴らしいと思う。ネットで公開されたままでも売れるものは売れるのだから、これからはこれを基本に商売をしてもらいたいものだ。「恋空」がここまで叩かれるのも既存の出版業が脅威を感じているからではないかとあらぬ妄想が広がってしまう。他の出版社は作者にネットでの公開を禁じて独占公開を保って本を売るという商売を繰り広げている。それはあのネットに浸透性が高い○○本でさえ例外ではないのだから。いつでもネットで原文にアクセスできるのがネットの胆のハズなのにそれを散々主張している○○本がそれを実践できないとは何たる事。「恋空」を映画で見たら原作はどうだったろう。それをいつでも参照できるというのがネットの利点である。まさにそういう意味では「恋空」はネットに正しい在り方を示すこれからのお手本である。口だけで実行に移さない○○本との違いがそこにある。くだらないと言われて隠されてしまうものがある。この構造ができてるのが面白い。