結局何も言っていないという事がある

だから無意味という事もないだろう。人の頭の中をグルグル回って思考の材料になれば充分だ。誰も断言できない。誰の予想も当たらない。全てはシミュレーションだ。そうならなかった現実だけが転がって実現しなかった夢は往年の記憶とともに墓場に眠る。その夢はパラレルワールドで実現してもう一つの宇宙で花開いている。人が想った事は全て実現してしまうのさ、あなたの知らない世界で。過去にあった事は全て知られてしまう。想った事は全て実現してしまう。私達が今認知できるのはその中のほんの一部でしかない。顕微鏡で覗いても倍率以下のものは捉える事はできず。見える所から類推できる説明だけで論理が完結してしまう。結局全体を掴めないのだから部分の説明にしかならずそれを全体に適用すれば矛盾が現れるのは明らかだ。それでも人類の生活の糧にするため利用する事はできるから本当の真実はどうでも良いとも言える。影響がある範囲内で辻褄が合っている事が重要なのだ。ならそれ以上の理論なんて何も意味なんて無いのかもしれない。