そうだ、京都に行こう!

最近注目されないな、思うような新サービスも浮かばない。
このスランプにどう対処するか。それが
そうだ、京都に行こう!
だったのでは無いのか。企業にとって注目され無い事は死活問題です。これといった技術的進展が見られなくても新製品を出し続けるのは常に注目されなくては生存できないからです。泳ぎ続けなければ死んでしまうサメのようです。だから今回の決定は只のパブリシティで人々の注目を集めるだけに為されたパフォーマンスといえる。それは見事に成功しメディアに取り上げられ膨大な宣伝費を掛けずにはてなの売名行為に貢献した。意外性のある行動。予想だにしない決定。それだけで何億という広告費と同じ効果がある事に気づいたら正攻法に広告をしている事がバカみたいだ。それとシンクロニシティだったのが東芝によるHD DVDの撤退である。この速やかな決定は速ければ速い程衝撃があり結局は東芝を注目させ好感度を持たれ株価も好感に反応した。結局理由なんか後付けでどれ位の衝撃を与えられるかが問題だったのだ。
 そう考えたときこれ以外の選択肢が無かった事が想像できる。米国でこれ以上の事業を拡大しても、ふ〜ん、ただ東京に戻ると言った場合は、失敗? ロシアに進出? あり得ない! 結局それなりの衝撃と現実的な対応を兼ね備えたのが京都への帰還という決断だったのだ。人々が予想だにしない行動というのがこれからの企業に求められる行動指針である。広告費も浮くしね。
はてなの京都移転とウェブサービス事業の評価指標 - Thoughts and Notes from NC