速度制限の考え方

どうも速度制限の考えが欧米と日本では違うようだ。欧米では速度制限はそのまま50kmと書いてあったら55kmで走ったらアウトである。米国のフリーウェイも60マイルを65マイルで走ったらヘリに追われるのではないか。しかし日本で50km制限で60kmで走るのは普通に見られる。それを見越して遅い速度制限を課しているとしか見えない。50km制限で少しでもオーバーしたら、速度計見張っていたら事故ってしまうよと言うだろう。どうも日本の速度制限の感覚は速度帯という感じだろうか。50kmは50km近辺で走れるという感覚。だから高速道路でも100kmは100km近辺の速度で走る所というイメージを持っているのではないか。
 これが欧米ではあくまで上限値を設けているという事。70km制限ではこの道で70kmも出せるのかというような速度だったりすると聞くがそれは本当に70kmを超えたら即逮捕を意味するのである。それでもその場に警察がいなければ捕まらないが。どうもこの辺の感覚が自分には疑問だったのかもしれない。
 つまり日本はここは50kmの道路だなと思うと50kmの制限にしてしまう。しかし欧米では50kmで走るには誤差を考慮すると60kmの制限にしないと走れないわけだ。欧米法では制限を1kmでもオーバーしたら違法という概念が普通だからだ。俺って思考法が欧米か。