ガソリンの値段がどうなるかハラハラドキドキで

夜も寝れない日々が続いておりますが、こういう日常的な事で政治に関心が向く事は良い事ですね。この問題は直接私達の財布に関係しながら日本の深層の実態に深く関わっている重要問題です。一部の政治家が勝手にガソリン税を操作して知らない間に道路建設に回していた、というと語弊がある。それは国会の開かれた場で決まった事でしょうと反論されるかもしれない。では今あらためてそれは正しいのかと言われれば大半の国民は納得しない。今までは既定事項として騒動にならないように様々な立法の間に埋もれていていたように見える。今回民主党がゴネた事で焦点が当てられたのだ。急にスポットライトを浴びた為に皆が急にそれは変といいだしたのだ。というわけで今週の国会は国民が固唾を飲んで注視するという異常事態なわけですがそんな注目する中で行なわれる国会も議員さんたちは思わずやる気が出るでしょう。いつもは視聴率2〜3%のドラマがいきなり30%の人気ドラマになってしまったのですから演じる俳優も力が入るというものです。
 思えばこれも小泉元総理の置き土産のような手法で国民に直接関係が出る所で勝負するというか訳の分からん法律より皆が直接影響が出る所で判断を請う。それでこの注目させる事自体が民主党の戦略のような気がします。それは日銀総裁も同じ。過去前例がないというキャッチととも派手に報道されましたがその割には実質的な影響は少ないとも言えるでしょう。出せる札は限られているのだからやる事は大して変わりません。そういう名誉職に誰を付けるかという気遣いの問題だけにマスコミは大騒ぎしたとも言える。そういう構図を明から様に見せつける事によって自民党と官僚の癒着を馬鹿らしさを曝け出そうとしたわけです。もちろんマスコミのバカさ加減も。いずれにしても今週です。ここを最後まで押し切れるか。最後に怖じ気づいて引っ込める事だけは止めて欲しいな。