面白いとくすぐったいの近似性

くすぐったいとは感触の強弱の狭間にある。弱過ぎて感じない無感覚から強過ぎて痛いと感じる間のどこかにある均衡点。面白いにもそういった感覚が共通している気がする。分かり切った自明な事と複雑で難解な事の間にあるもの、それが面白い事ではないか。だから人によって面白いと感じる所は違う。棒グラフの範囲棒のように皆それぞれズレているのだ。くすぐったいから面白い。くすぐったいから笑ってしまう。