光市母子裁判

最高裁の差し戻しって判決が死刑じゃないってことが理由じゃないだろう。弁護団の主張が余りにも酷かったのでもう少しましな弁論を展開しろよって事だったのではないか。だから死刑判決が出たから最高裁が良しとするわけではない。高等裁の裁判が裁判として成立してなかったと言われたのである。今回の差し戻し裁判はそういう面から最高裁の求めた要件を満たしていたのか。弁護団は相変わらずの主張を繰り返しただけではないのか。それともそう見る最高裁が古いのか。しかしこの差し戻し裁判は意味があったのか。そう思ったのなら最高裁が自ら引き受けて最終判断を出すべきだったのでは。これじゃ単に裁判引き延ばしの効果しかなかった。この迅速化の時代に最高裁の判断ミス。