格差是正はワーキングシェアじゃないかしら

格差是正とはよく考えてみれば収入が低いか無い人を引き上げると同時に安定収入を得ている多くの人も引き下げに応じなければ達成は容易ではないのでは。その一例がEUで試みられたワーキングシェアではないのか。正社員が週五日勤務しているのを週四日勤務にして新しい人員を雇うとか給与を引き下げて非正社員の給与に回すとか。そういう試みも行って格差是正を実現していく事が本来であってただ単に非正社員の給与を引き上げる事ではない。そんな事は不可能であってこの競争社会に打ち出の小槌の如く金が溢れてくるわけではない。格差是正なんて文言に威勢よく叫んでみてもその中身はよく考えてみれば自分に降りかかってくるものだ。格差是正をいう人はまず自分の金を差し出せ。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080426-OYS1T00492.htm