経済特区より社会特区

経済のための特例法より社会のための特例法を適用。もう経済発展なんて限定的なことより社会の変化を求めているのだから特区もそういう観点から設けるべき。オランダモデルが世界に注目されるように社会的実験を世界は求めている。しかし日本全体では規模が大きすぎて影響が甚大なので特区を設けて社会実験をいろいろ試すべきだろう。例えばマリファナ特区を設けてマリファナを合法化したらどういう結果をもたらすか。
 ネットでもフィルタリング強制したらどうなるか。道路特定財源を止めて一般財源化したらどうなるか。そういうのも特区を設けてどんどん実験してみるといい。そしたら地方活性化にもつながるのでは。地方ごとにいろいろな特区が存在して変わった法律が適用されて変わった社会が営まれている。それがうまくいけば国全体に適用させる。うまくいかなければ中止して次々と新しい特例を試していく。いち早く体験したい人はそれで引越しして来るかもしれない。人寄せとしても特例は有効だろう。結局はそういう社会的変化が経済にも影響するだろう。だから経済だけに目を向けた優遇税制なんてもう古いのである。
追記:
今度の後期高齢者医療制度だってどこかの県が先例で始めていれば問題点やノウハウを集められてこんな混乱は起きなかったろう。そういう先例を始められる事だけでもそういう特区は始めるべきだ。それは損失を大幅に減らすし地方活性化、国際競争力と計り知れない恩恵をもたらすかもしれない。