みんな他人任せの世界

サービス産業が隆盛するというのは何でも金でやってもらうという事である。お金で買えないものはないとある人は言ったがこれは自分の考えというより世の中の様相を指摘したものだろう。自分で何かをするという発想自体が乏しい時代なのだ、それは自分の事か。何かをしようと思ったらそういうサービスがあるかどうか調べるのが最初の行動になってしまっている。でもITてけっこう何でも自分達でできてしまうのを支援してくれたりもする。隙間産業のように更にサービス産業を発掘する志向もあれば自分達で手作りでやって行こうという方向もある。どちらか一方ということでもない。サービス産業が蔓延したころにパソコンが普及しだしたとも言えるかもしれない。
 自分達がやっているからこのイベントは存在するという事実。例えばルマン24時間レースでも多くのボランティア活動に支えられていると聞く。なにも上からの押しつけでなくて企業の営利目的でなくて市民自らのしたいからやるという気持ちがあって行なわれる。すべては自動ではなくてやりたい人がなくなれば無くなってしまうもの。それは大事だ。だれもやりたくない事をズルズルとやってはいけない。世の中こうなったらいいのに。その気持ちが原動力でなけれな何の為にやっているのか分からない。で自分のやりたい事はまず自分から始めなければならない。自分が出来る事から、金がかからずやりたい事をやる。それがマイクロトレンドの始まりだろう多分。そうすれば何でもかんでも他人任せというのも少なくなったりしないのか。何かをする事でどうしてそうなってしまうのかという事に理解が進む気もする。まず塊より始めよという事かもしれない。