偶然世界と必然世界

世界は何の意味も無くランダムに事象が起こるのか全ての出来事には何らかの意味が隠されていて壮大なる宇宙の過程の一工程なのか。古代から人間を悩ませてきた問題かもしれない。もちろん宇宙には確固たる法則がありエネルギー保存の法則や質量が大きくなるほど引力が強くなるやe=mc2などがある。だからまったくデタラメにいろんな事が起こるわけではなく一定の法則の範囲でその中で揺れが、誤差が様々な要因が重なって起こる時に起こるのだろう。だからそこまでの予想は誰にも立てられないし全てが見通せるわけでもない。ここまでが前提でそっから先どう考えようかというのが問題だと思うけど予想は限定的なのだから出来る事は事後どうするかという事になる。
 そういえば地震は地殻の変動によりエネルギーが溜まってそのひずみに耐えられなくなった時起こると言われている。その耐えられない時は地殻の強度や様々な要因によりいつなのか限定する事が困難。ならば人工的にエネルギーが溜まっていそうな所を刺激してやれば地震を発生させる事ができるのではないか。これがうまくいけば地震の被害は大幅に減少するだろう。同じ規模の地震が起きても予め避難していれば建物の被害は免れないとしても人命の被害は大幅に減らせるに違いない。予知できないのなら計画的に起こしてしまえと言うわけである。で人類はその技術を既に持っている。
 そう地下核実験をすればいいのである。それも強力な奴を! そんな事をすると良からぬ事が起こるのではないかと恐れる人もいるかも知れないがそれこそ迷信だろう。地震のエネルギーを逃がしてしまうのだからこれこそいつ起こるか分からない地震をただ待っているより何百倍もましである。いうなれば今までの地震対策が受け身の防御策一方だったのを積極的地震対策とするのである。攻撃は最大の防御であるという諺を地震にも適用するのである。これで核廃絶地震被害を減らせるなら一石二鳥である。こういうのは思考の切り替えがないと出来ない話である。まぁかなり前から一部では言われて来た事だろうがそろそろまじめに考えなければならないのではなかろうか。なにせそれで何十万という人命が救われると思えば。