すくりぷとぶつぶつ

スクリプト覚えようとすると近年必ず入っているのがオブジェクト指向ってやつ。従来の反省からできるだけ抽象化して使い回しができるよう効率化された結果なのだろうが何だかなぁと思えてしまう。呪文のように長いコマンド、直感的でない組み立て方。これは増々スクリプトをする側としない側を分け隔てているような気もする。
 フラッシュのアクションスクリプトも3になってとても日曜プログラマが手に出せる代物でなくなってしまった。これは本当に進化なのだろうか。それは大きく普及したから社会の基盤にもなれるようなプロにも使えるツールに進化したという事なのだろうが趣味で使っていた人は置いてきぼり食ったような気がしないでもない。
 それがダイナブック構想やハイパーカードが夢見た世界なのかというとちょっと違うのでは。まぁ世の中はそっちの方向に行かなかった、別な未来を志向したという事なんだろうけど開発する側と使用する側の垣根は大きくなる事はあっても狭まる事はないのか。まぁそれが成熟するという事だけど。それにしてももっとユーザーが気軽に使える直感的で分かり易い、使い回しが出来なくてその場限りの役に立たない笑っちゃうすくりぷとがあれば世の中楽しくなりそうと思うのは素人の思い込みか。