なんとなく

選挙は五分というところだろう。どちらかの圧倒的勝利は考えにくい。そうなると政治の更なる混乱は避けられない。公明党を付け加えても2/3は望めない。すると衆院での再議決も望めず何も決められずに政治がストップしてしまうだろう。そうなって初めて大連合の言い訳ができるわけである。何も決められない、非常事態だということで仕方ないとなり了解を得られる。前回圧倒的多数でありながら大連合という全く合理的でない手段が理解が得られなかったのも当然である。
 結局そういう落しどころを狙って推し進められている選挙なのだ。決して口には言い出せない、あくまで表向きは徹底抗戦だろうが、もう選挙後の事を考えている。政治とはそういうものだ。