ここでもう一つ描かれているのが

テレビの嘘っぱち、マリア様出現騒動のヤラセ報道。スキャンダル報道に群がるマスコミ。主人公が新聞記者というのももうずっと現代のどうしようもなさを映し出している。マルチェロの相棒でカメラマンのパパラッツォもパパラッチの元となった。未だに現代は「甘い生活」の視点から抜け出せてはいないかも。