世界の劣化が止まらない

ジダンの頭突き問題は喧嘩両成敗という結論になった。しかしFIFAの事情聴取のジダンの「差別的な発言は無かった」というのもそのまま受け取れまい。FIFAの思惑は元々そう収めたい意思があり、その通りの結論になっただけの茶番である。人種問題など問題を大きくしたくないFIFAと発言の真実でこれ以上家族を苦しめたくないジダンの間で思惑が一致しただけの事である。
だいたい個人の行動を規制する何の権利がFIFAにあるというのだろう。ジダンは頭突きと言うルール違反でレッドカードをもらった。それだけの事でありそれで終わりの問題だったのだ。W杯の決勝戦は心身ともに世界を代表する見本のような人間でなければいけないという事か。そんな没個性な人間の闘いなんか面白くも見たくもないわけで世界を魅了する個性を見たいわけでどんな変わった人間がスーパープレイを見せるかが肝なのだ。FIFAもただの興行猿回しの小うるさいじじいの集まりに成り下がったと言う事か。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060721-00000857-reu-spo
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060721-00000071-kyodo-spo


そして日本では雨天コールドゲーム成立の為わざと三振をした事が爺たちの逆鱗にふれたようである。わざと三振なんて次の打順を考えるとか併殺を防ぐとか幾らでもあると思うのだが何か。ルールがあってそれを基に戦略を考えるのがスポーツの基本である。こんな年寄り連中に青少年の思考が汚染されるのである。これだから柔な人間が生成されサッカーのW杯もああいう結果になる。本当の実力主義は手段を問わない、使えるものは何でも使えである。こういうところにも平和第一主義、世界の危機に対応できない人間を量産する悪しき仕組みが蔓延しているのだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060722-00000163-asa_loc-l05


日本で世界で劣化が進む。問題を小さく収めようとして真の問題から目を逸らす。使える手を使わせないで妙な精神論を持ってくる。みんな組織が腐ってて壊れるのを待つばかりなり。