歴史上の人物が

実はそうじゃなかった、というものも所さんのトホホシリーズでかなりポピュラーになったからかなり変わった人物像を想定してもそうかもしれないなぁと思わせる事は以前ほど大変ではないだろう。誰も見たわけでないから実際の所は分らないよ、というのも実証主義の成果かもしれないけど。記録文書は死んだ人を持ち上げて書いたり安易に伝説化するのも知れ渡ってしまっている。そうすると歴史上の人物も相当品行不正行な人物が多かったのではないかと思われるわけである。実際の人がどうだったかというよりなぜ私たちは歴史上の人物に偉人伝のようなものを求めるのかという事の方が興味があるかも。過去を美しく飾りたいというのは人の自然な感情かもしれない。また現在に生きる人の為の指標にしたいという下心もある。こうして嘘に苦しみながら生きるのも現を生きるものの務めなのだろう。こうやって嘘を見抜いた奴が気楽に生きられるのかダメになるのか知らないけど。そういったハチャメチャな時代劇が見てみたいので誰か作ってください。