タミフル追記

今回の警告はどうも厚労省に言ってもらった感が強い。つまりこれまでの弱い指導(10代には観察が必要とか危険性の注意)では医師の側で処方を思い留まろうとしても患者側から要請があれば出さざるを得ない状況にあったわけで今回厚労省のお墨付きをもらったおかげでやっと出さなくて済むようになるという構図。ま、水戸黄門のこの印籠が目に入らぬかっていうわけである。これで医師側は選択の判断から解放されて批判は厚労省に行くのだから医師は楽になったろうけど、まぁ医師は医師の役割を放棄しているとも言える。その薬がどういう薬効があるのかよく考えないで処方している医師というのも怖いものだけど。