智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい

うまい事言うな漱石さん。さすが文学者。今も通じるライフハックだよ。
結局は妥協のすすめではなかろうか。正当性に生きる事の難しさとその葛藤と表現した人もいるけれど。行き詰まってしまう。生きづらくなる。そうなったら今までのフレームを一旦外して別な見方から見てみる方がいい。適当にやれよ。
慙愧に堪えないと言えば、間違ってると揶揄される。冥福を祈ると言えば間違っていると指摘される。そう言えばユビキタスの使い方がどうのこうのという話もあったような。どういう話だったか忘れた。普段話される言葉なんてよく考えるとおかしな言葉が沢山ありそう。つまり誰も考えていないのだ。みんなが使っているから使っているだけだし。一銭の得にもならんと言っても一銭なんて今は無い。というか日常の言葉に意味なんて殆どない。その場ではこの言葉を使うという決まりがあるだけだ。状況によって用意されている言葉に意味なんて無い。それが長年続いて音楽のようになっている。決まり文句。昔の田舎の挨拶は長くて寿限無寿限無のようだったけどみんな暗記していてすらすらと言えたものだった。それが共同体の一員の証であり生体認証ならぬ合い言葉であり魔法の扉を開く合い言葉。