どんな本も人に勧められない

自分が大した本を読んでないということもあるが。どんな本も等価値です。全ての本は下らないし無意味だし暗号だし。結局本も出会いというしか無い。昔はたまに意気込んでお勧めにあった本をどっさり買い込む事もあったがそれらは摘読として書棚に死蔵する事になるだけだった。色を付けられなければ読む気にならない単純馬鹿人間な私はまさに夏の文庫セールのキャッチコピーに引きつけられるようなどうしようもない人なのだがやはり一行コピーだけでは弱い。もっと動機を高めてくれるストーリーが無くちゃあの苦痛を乗り越えたいとは思わない。一冊の本を読むのにもドラマがいる面倒なオレと。