報道機関とは事件を伝える所

そりゃ星の数ほど事件があるなかで取捨選択があるのは当たり前。何が重要で何が取るほどでもないかを決めるのも報道機関の重要な仕事なのだろう。重要というか何が売れるかというのが一番大切なわけだ。アフリカの何処か分からない所で何万人が死ぬより国内で何人かが亡くなる方が重要で大切なニュースである。それを責めるのは報道機関に潰れよと言う酷な事なのだ。売れない記事を書いてその報道機関が潰れたら誰が責任を取るのだ。報道も市場主義なのだから文句を言ったって仕方がない。人々の興味を勝手に左右させる事は出来ない。まぁそういうムーブメントをネットを起こせる事が出来るのかがここ数年の注目であったわけだが起こせないという結果になったという事か。取り敢えずは第一ラウンドは敗退でWeb2.0の第二ラウンドも敗退が濃厚と。でもこの波は繰り返し何度も来る。やがて岸辺が侵食されるように少しずつ現実の世界も形を変えるだろう。ある時一気にがけが崩れるような崩落が起きるかもしれない。それはそう悪いことじゃないのだから。やがてより良い方法に終焉するってもんだろう。