ボルトが一本外れただけで飛行機が燃えてしまったわけですが

ボルト一本で何百人の命がかかっているというのも中々ミッションクリティカルな仕事で緊張を強いられますがやはりねじ一本外れただけで大惨事を引き起こすというのは構造的欠陥と言われても仕方が無いでしょう。これが奇跡のような偶然が重なって今回のような事態になったとしてもそれで安心できるようなものではありません。ねじが外れれば同じような事態になる可能性があるというだけで充分な恐怖を与えてくれます。もちろんそんな可動部にねじ等使わずに済ませれば問題ないわけですが、現代の技術でもコストの兼ね合いから難しい所でしょうか。それよりもねじが外れても燃料タンクを突き破らない構造にすればコスト的にも楽でしょう。その為の隙間を設けるとか。しかし量産機でこれまでそういう事例はなかったわけだからそう起こる事でも無いのだろうが、ねじが外れる事は現実的にあり得る事なのでそのまま放置する事は出来ない問題でしょう。これから5年のうちに起こる確率はどの程度なのか。その数字を元に対策が必要。