言動一致は大事

言っている事と動きが伴わないと破局を迎える。日本が戦争に負けたのは言動が一致しなくなったからである。江戸幕府が滅びたのも言動が一致しなくなったからである。ベネチアが滅びたのもローマが滅びたのも言動が一致しなくなったからだ。
 日本が戦争をやるに始める事はターボエンジンの開発が至上命題だったろう。そうすればB5229も迎撃できる体制をできたしそうやすやすと空爆をされる事もなかった。それを精神論にすり替え何の有効な手を打ち出す事もできなくなっていた。もうコピーさえも出来ないほど日本の産業は機能しなくなっていたのだ。
 今日本に必要な事はこうした方がいいと思った事を直ぐに実現できる構造である。大連立はダメというけど民主党が第一党になったらどうするんだろう。自民党がいきなり消えてなくなる訳でもないのに喩え民主が政権を取っても何も決められない国会はそのままあり続ける。その想像力がないらしい。民主がリードする連立ならいいのか。結局はそうせざる得ないのに。彼の辞意の表明も言動一致に拘った部分だろう。それが翻った。生きていく事を選んだという事だ。