嫌いなアイツはあなたの中にいる

コミュニケーションが可能という時点でそれはあなた自身のやり取りなのだ。その憎しみは自分自身に向けられたものであり他者というのは幻想に過ぎない。敵対というのもあなたが作り上げた幻想に過ぎない。なぜってそれを理解しているって事は既にあなたの内部なのだ。お互いに理解不可能なら敵対しようが無く、そもそも相手を認識できない。喧嘩なんて所詮馴れ合いに過ぎない。あなたは始めから他人を理解しているのだ。その怒りは既に用意されたものだろう。それは既にあなたの中で予行演習を済ませたものであり、自分を相手の中に投影させているに過ぎない。