いつ常識が変わるのか

大きな事件や体制の変化が起こった時常識の変更があったりする。また通常の社会でもゆっくり変わって行く中で閾値を超えた途端常識がひっくり返る場合もある。重心が変わってしまう事。
天動説が当たり前で何の疑問も持たずに過して来た日々。地動説が当たり前で何の疑問も持たずに生きている日々。常識の変更が迫られる時何らかの混乱が生じる。世の中が分析され構造が解明されてしまう。そうなるとそれが常識になって当たり前になってしまう。それを基本構造にして世界観が組み立てられてしまう。マニュアルができて世界の対処の仕方ができあがってしまう。その分析の結果からこれは良いとかこれはダメとか言われてしまう。しかしそういう分析の中からはその枠組みを超えたものは出て来れない。驚くべきものはいつもそういう枠組みの外側からやって来るのだ。