凄い発見即ノーベル賞なわけではない

今回の受賞対象がいずれも50年近く経ったものであるという事は何を示唆するものだろうか。そもそもノーベル賞とはそういった性格のものなのか。何かを新発見したってそれが正しいかどうか確かめるのに長い時間がかかる。またその発見が社会に役にたつかもその後の応用研究の発展次第でもある。そうすると発見自体よりその後の世界の有り様発展具合進む方向の方が重要な意味を持つ。つまりその発見自体がその後の研究の方向そのものを変えてしまったり、隠れた発見が後の世でいきなり脚光を浴びたりすることも考えられる。
しかしこの金融危機の中ノーベル賞の資産運用は大丈夫なのだろうかと要らぬ心配をしてしまうのであった。