厳しい現代

人はパンのみで生きるのではない、と言います。衣食足りて礼節を知る、とも言います。現代の日本は殆どの人は食べる物も余り困らず衣食も足りているといえるのではないでしょうか。なのに無差別殺人のようなことが起こります。子供の病気で会社を休んだらクビになるような社会ではそういう事も起こりえるような気もします。これは衣食よりもパンよりも人間には大切なものがあるという事ではないのか。人は人として扱ってもらって初めてパンを欲し衣食に揃えようとするものではないのか。人間の根源には生きるという望みはあるけれどそれは生を生きる事であって身動きできないまま生かされる事ではない。栄養は与えられるけど真っ暗闇で身動きひとつできずただ生かされているだけだとしたら殺してくれと思わず叫ぶでしょう。無差別殺人とは現在をそんな状態に捉えているのではないかとも思ってしまいます。これはその人達よりも自分の主観でしかないのですが、自分のしたいようにできず、させられるままだったらそれは真っ暗の中で身動きできないのと同じ事です。自分はこうしたい、しかし実際の社会はそれを拒む事が多いです。それを解決してく事も楽しみのはずですが、無碍に禁止したり強制したりすればそこまでいく前に倒れてしまうでしょう。現代は甘くなったという見方もありますが実は現代程厳しい時代は無いのかもしれません。それも主観の問題なのですが食べるものもやっとの時代は必死ですからそういう余計な事を考えるヒマも無かったとも言えます。今は取りあえず食べられて考える時間はたっぷりとあるわけです。その中で孤立化を余儀なくされ自分に向き合ったり他人と向き合ったりする。人は深くまで入り込まず表面だけの付き合いになり誰が何を考えているかも分からない。そういう不信不安の中で孤立して生きる事の苦しさはもしかすると有史以来初めての事が現代では起こっているのではないか。あぁもうだめ。そういった世界が進行していると言ってもおかしくない。そこに目を向けなければ無責任な大人と誹られても仕方ないのかもしれん。

背水の陣

http://www.nakagawahidenao.jp/pc/modules/wordpress0/index.php?p=877

福田総理が発足当初、「背水の陣内閣」と定めたが、その「背水の陣内閣」の錦の御旗として、福田総理は「09年度からの一般財源化」を決めたのである。小泉元総理が、05年8月8日「郵政民営化の是非を国民に聞いてみたい」としたのと同じ、背水の陣である。
05年当時、自民党民主党も、この朝日はじめマスコミも、「やる気はあるのだろう。だが、本当にできるのか」と疑っていたが、小泉元総理は、本当に解散をし、本当に郵政民営化を実現した。

同じ背水の陣なら「一般財源化の是非を国民に聞いてみたい」として、福田総理は、本当に解散をし、本当に一般財源化を実現しなければならないのでは。

道路特定財源の一般財源化の意味なし

必要な道路は造るですって、それも暫定税率も組み入れての話でしょう。こういうのを手段を目的化するというのでは。一般財源化は目的ではないはずです。目的は不必要な道路は造らないです。なのに道路を造るから一般財源化しても大丈夫ですでは何の為に一般財源化するかわからない。一般財源化が目的じゃないんですから勘弁してくださいよ。だから一旦暫定税率は廃止しなければならないんですよ。その上で道路特定財源一般財源化して必要な道路だけ造るという流れにしなくてはいかんです。まぁ増税も含めて根本的に見直しなさいよ。道路を造るなと言ってないんだからさ。

もう中央官庁は中途採用だけにするべき

だから国家公務員試験もなし、新卒不可。でどこから採るかというと一般企業からヘッドハンティングするのです。優秀で成果をあげた人間を全国からリサーチして民間企業から吸い上げる。それこそ日本のできる人間だけを集めて運営させるのだからエリート中のエリート集団。それも実践で鍛えられたばかりの人達ですからこれほど日本の中枢に相応しい人達はないでしょう。それと中央官庁が中途採用で人材を募集となれば日本の悪い癖で、どこの企業もすぐマネをすると言うわけです。かくして人材の流動化が進み、日本中の交流が進むという案配。とっても良い案だとおもうので、どうぞ採用してください。裁判員制度も始まるしちょうどいいでしょう。あ、地方公務員もリサーチの対象にしましょうか。

日々平安で

浪人は通りすがりの侍に介錯をしてくれと頼む。頼まれた侍は何か頭がいっぱいのようで何も考えず請け負ってしまう。ここで浪人は焦る、それは予期せぬ行動だったからだ。元々切腹などするつもりは無かったのだ。腹が減ってどうしようもなくなってでもそこは武士の端くれ物乞いなどできるはずもなく窮余の策として切腹の真似事をして介錯をお願いでもすれば、またどうしてそのような経緯になったのかと身の上話でも聞いてくれて、困った境遇を聞けばあわよくば飯位にありつけるのではないかという読みがあったからである。てそこまで丁寧に書いてあるわけではないので勝手な読みなのだが。所が何も聞かずに刀を構えやがる。そりゃないだろうとどうして切腹するのかわけを聞かんのかと水を向けるが何かそれどころじゃ無いようで頭に入らない。で浪人が切腹はする気はないのだと分かるとすたすた行ってしまおうとする。仕方が無いので道を聞いたりしているうちに侍が財布がないとか言い出した。これは家に戻らなければならぬというのでそれなら旅は道連れという事で一緒についていく事になる。この落語のような展開から物語が進んでいくのだがここではこの部分だけに焦点を当てる事になる。
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 で最初に戻って浪人は介錯してくれYesかNoかと求めた。それに対して侍はYesと。しかし浪人が欲しかった答えはYesでもNoでも無かった。自分の身の上話を聞いて欲しかったのである。もちろん話を聞いてもらうなんてどうでもいい事で本当の求める物は空腹を満たす事だった。でもそれを直接には要求できない。そこで介錯をお願いするという変化球を投げたのである。でなんでこんな事をくだくだと書いているかというと仕事ではYesかNoかというのを求められるわけである。でこのビジネスライクに通していくと上の話のようにならない。というか侍の方はまさにそのビジネスライクのように進めようとしたので浪人の方がビックリしてしまうのである。世間の常識ではそれはないだろう。シナリオ狂うよ勘弁してくれよ。このとき侍の方は憤っていて心此処にあらずだからそんな行動を取ってしまっていたのだがそんな事情は浪人は分からない。でそのまま何も考えずに行動してしまうと浪人はそのまま切腹するはめになってしまうかNoだったらあっさり過ぎ去ってしまって何も始まらない。いずれにしても物語はここで終わってしまうのである。でYesとNoだけでは人間の想いは置き去りにされてしまうし何の物語も始まらないという事を考えてみたのである。で現代資本社会の競争社会は人間を忙しくさせ常にYes,Noの判断を求められる。そこには物語が発生するいとまもなく虚無的な時間だけが去っていく。そこには心が生きていく空間がなくてデジタル的判断だけが求められる。面倒くさくなったので、それが無差別殺人の原因の一つだといきなり結びつけて終わりとする。

「チャイニーズリレー」を実施して

YouTubeに流して世界に新しいスポーツを認知させるのだ。
「チャイニーズリレー」とは、リレーとラグビーを複合させた全く新しいスポーツです。
いっそ聖火リレーを新しい競技種目にしたらどうか: H-Yamaguchi.net

民主が無理できるのも

全て福田総理のせいにできると踏んでのことだな。カリスマ性があればそんな無茶はできないわけで事実小泉さんの時は支持率もあったけど手も足も出ないという有り様だった。こうなるとアイツでは闘えないという党内世論も高まるわけで政権交替が次なる手になるかもしれない。

リーディングカンパニーといっても

最高利益を出す事じゃないよ。新しい価値観を提示することだよ。世界一の企業になる事でももちろんない。一時はソニーもそうだったが今じゃ誰もそう思っている人はいない。
・どうして企業は絶えず新しさを創出しなければならないのか。
 社会は絶えず変わっていく。その中で同じ行動を繰り返しているだけでは利益は下がっていくだけ。製品は陳腐化し競争は激化する。その中でただ新製品を出すだけでは限界があります。ユーザーにとっては名を変え品を変えているしか見えない。そこに新しい文化的創造がなければやがてユーザーからそっぽを向かれてしまう。
 そこで比較的成功しているのがアップルだろう。iPodiTunesで成功したアップルはデジタルビデオレンタルなど新しいサービスを提供し新しいライフスタイルを提示し続けている。もちろん同業他社も追っているので競争は熾烈でそこに留まってはいられない。
 対して対照的なのはトヨタだろう。ハッキリ言うと車作っているだけじゃん。そりゃプリウスはいい車で米国でも受けているだろうが小手先のことだ。もっと車を取り巻くライフスタイルの目を向けるべきなのだ。ロボットとか研究分野で僅かばかりの金を回して姿勢だけ見せても仕方ない。車が生活必需品ならライフそのものの生活スタイルを提案できなくてどうするのか。

新しいルール

聖火を世界各地の攻撃をくぐり抜けて無事自国に持ち帰ればオリンピックを開催できるという新しいオリンピックのルールができてしまって初めてのオリンピックですがパリでの失敗の反省から攻勢にでたロスでは華麗な展開を見せ見事に攻撃をかわしました。さて次回ブエノスではどういった作戦に出るのか世界中の関心が集まっています。これじゃ史上最大の注目の集まるオリンピックになってしまうな。本当の狙いはこれだったのかぁ、ガビーン!恐るべき中国、さすが五千年の知恵。