慣習という絶対的な力

慣習の呪縛は強力で一人で止めようと思ってもできない。年末に挨拶に行ったばかりなのに年始の挨拶にまた出かけるというのも効率からいったらものすごく悪いものだが効率が悪いから止めようとはならない。このように慣習とは日常に潜んでいて強力に私たちを束縛するものだが優先順序として無意識的に第一のものになっていると考えるべきものなのだろう。これが国のあり方とか伝統に深く結びついてそう簡単に変える事ができない強固な輪郭として存在している。それを短時間に変えようとするならば膨大なエネルギーを費やさなければならない。しかし時間が経てばイヤでも無料で変わっていくものもある。放って置いても変わるならコストをかけて変えるなぞ無駄以外の何者でもないがいつまでも変わらないならコストをかける必要がある。その見極めも難しい事ではあるな。