フェルマーの最終定理という本がある

その時はそれなりに面白く読めたような気もする。しかし今何か残っているかと言われれば何も残っていないような気がする。殆ど何も覚えていないのではないか。何か苦労して数学界の永年の解けない問題を解いたという話。そこには数学界の歴史やこぼれ話があって問題の歴史が有って概略が分るような進め方であったようだがそれが何なのだろう。これは道徳の話なのか。そういう見方をしなくてももちろんいい。数学の専門的な課題は何も分らずその周辺を眺めるしかない。良かった良かったという感想。それ以外にどういう意味があったのかさっぱり分らない。