あなたがたった今世界を変える方法

といっても誰にも迷惑をかけたくないしましてやテロ行為などとんでもないと思っている人々に誰でもできる身近なソリューションとして思いつくのは檸檬である。そうあの丸善に置かれた檸檬である。しかしそれで世界は変わったのだろうか。本人だけの自己満足に終わってしまったのではないだろうか。そもそもあれは事実だったのだろうか。事実かどうかは問題でないのか。そう考えた事だけが重要なのか。もし事実であったなら誰かがその檸檬の存在に気付いたはずである。しかし彼の意思とは裏腹にその檸檬は店員の懐に入ってしまったかもしれぬ。まぁそれも問題でないのだろう。あくまで作者の空想の中で思い浮かべた観念に過ぎない。でその店員は当時高価だった檸檬を家に持ち帰りどうしたと家人に問いつめられ店に置いてあったと言うも誰も信じてもらえず盗みの疑いをかけられお店に返してきなさいと迫られる。あらぬ疑いをかけられた店員は店にこんなイタズラをした犯人を恨み社会に復讐する為に革命家を目指しその後の日本の歴史的事件に暗躍する事になったかも知れぬ。そしたらやっぱり檸檬は世界を変えたと言えるかもしれない。
 でここから得られるものは世界を変えるにはまずは何か檸檬でも置いて見なはれという事かもしれない。そうすればあなたの想像を超えた所で世界は変わって行くかもしれないのである。