ライフハックはなぜ役に立たないか

役に立っているって! ごめんなさい、言葉足らずでした。誰にでも通用する物理的なライフハックというのは役に立つのも多いでしょう。しかしそこに心理的、性格的要素が入り込むとそれは万人の為のものとは言えなくなってしまいます。例えば交渉の為のライフハックがあったとして本人の性格を無視して万人に役に立つハックなんてあるでしょうか。万人に共通な最低限な約束はあるものかもしれないがそれさえも吹き飛ばしてしまうユニークな存在というのはいるものです。もっともそういう人はハック何て当てにしないだろうから、そうじゃない人の為に書かれている存在意義を否定するものではありませんが。
 ではなにが言いたいのかというとネットなどでハックが広く公開されるという事は誰もが同じ手を使うわけでその時点(公開した時点)でアドバンテージは無くなっているという事に気付けよという事ですね。いやそれでも読んでない人もいるのだから幾分かのアドバンテージはあるはずと思うかも知れない。しかし人の決断が皆同じようになるというのは言える事なのでその中で競争率は高くなるという事は覚悟しておかなければならない。やっぱり競争率が少ない所を目指すならば人とは逆の事を目指した方がいいわけでそういう穴場こそおいしい場所があるはずである。