物語の今性の語りがたさ

物語は過去や未来だから許されるというのはある。現代劇だって今から見れば少し過去だったりするわけで今だったら許されないね、とか言われたりする。常識なんて四五年で変わってしまうもんだ。で過去や未来に時制を置いて許されたりする。これは未来の話だから、これは過去の話だから。昔は酷かったもんだ今じゃ信じられないよ、と語られる事。
 今という時限に囚われていてなおかつ様々な行動の制限を課せられている。なんて人間は不自由な存在なんだろう。広大な空間にあってただの一点に押し込められているようなもんだ。そこから脱出したければ宇宙海賊にでもなって自由に飛び回るしかない。こんな地球にうんざりしてきたら、誰もいない所にいって宇宙に向けて叫ぶしかない。私を宇宙に連れてって。そしたら空から海賊船が降りてきてあなたをさらってくれるでしょう。ただで労働力を確保できて双方の利益が合致する。海賊船の使役は厳しいぞ、覚悟しろ、あ〜ぁ夏だ。