SF

前世紀

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紀元前の世界に私有財産を禁じたユートピアが存在していたという神話は実在したというのは本当だろうか。なんとそれは地球全体を覆いつくすほどの勢いであったらしい。そんなことが何千年前に起こったなんて信じられるかい。なんでも人々の平等が成立し格差…

あの時から

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UFOが地球にやって来た。今度こそは未確認じゃない、バッチリテレビで生中継されたのだから。だからもうUFOとは呼べない。宇宙船で宇宙人がやってきた。しばらくお偉い方と挨拶していたが彼らは一枚の書類を残して何処かへと去ってしまった。その書類は親切…

科学アカデミーを破壊せよ

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以下略

2065年地球から死が消えた

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別に誰もが死ななくなったという話ではない。死生観が大きく変わってしまったというそれだけのつまらない話である。一つ言える事は自殺者がいなくなったという事だ。つまり自殺する必要がなくなったのである。みんな誰も死のうなんて考えないし、しないけど…

人間の4割は「迷惑人間」――ノフティ調査

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ノフティの独自調査によれば、国内の人間の4割が広告収入などを狙った「迷惑人間」に当たるという。 2098年03月26日 13時22分 更新 ノフティは3月26日、国内の人間の4割が「迷惑人間」に分類されるという独自調査の結果を公表した。アフィリエイト広告収入や…

無題

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世界は間もなく第三移行期に入るものと思われます。間断なく警戒し速やかに随時衝撃に備えよ。 ずっとずっと雨が降り続く絶え間なく。もう最後に太陽を見たのはいつの日だったか。地球温暖化がもたらした結果は大量の雨。分厚い雲に覆われて青空は消えた。宇…

「『ノクターン』について」

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これは果たしてSFと言えるだろうか。これまでもSFらしくないSFは沢山出てきたがやはりファンタジーと一線を画すのは科学的裏付けの趣向が施されていたからだろう。なのにこの本では科学の敗退を描いているのだから。科学の発展期に大いに語られた夢から様々…

ゾウリムシの宗教

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ゾウリムシも嫌なものから避けるという運動をするのだから合理的な生き方をしてるのだろう。しかしゾウリムシも合理的な行動をしているはずなのに酷い目にあったり危険な目に遭遇しているはずだ。そんな時彼らも悩まないだろうか。ここで合理性は右へ行けと…

分子の奇妙な振る舞い

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原次郎は宇宙物理学の研究員である。そのアイデアを思いついたのは主要研究から外されヒマを持て余していたという事もあるが何か抗し難い衝動に駆られたというとオーバーだが何か見捨ててはいけない何かが隠れているという直感のようなものが働いたのかもし…